大きな河の街に引っ越して 来たわたしの日常。
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England Tea Time
7月のある日、イギリス人の友人が「Afternoon Teaに来て」と素敵な誘いをくれた。
招待された時間は14時。事前連絡で「沢山ケーキを用意するからお腹をすかせて来て」と。
何を持って行こうかと悩んで、鉢に入った観葉植物を持って出かけた。
部屋に入ると、そこはイギリス(って。。。)テーブルセッティングも完璧で、ミルクポットとかところどころ小さなアイテムがCath Kidstonだった。なるほど----
Victoria Cake. 見た目通りの品のいい味で、中のクリームの感じ。それからなんといっても生地がとっても美味しかった。
ケーキの名前は失念。Victoria Cakeより甘くて、しっかりした味のカップケーキで、生地にプルーンが入っていた。
スコーン。友人曰く、スイスの粉では思うように膨らまないとのこと。味はやはり手作りのほんわりした味で、クロテッドクリームとよく合った。
林望の「イギリスはおいしい」を読んだ時にも『やはり文化も含めて美味しいものなんだな』と思ったけれど、友人のケーキも同じ。
それにしても一人でこんなに用意できるのはイギリス人として普通なことなのか?きっとそうではないはず。Victoriaケーキはお母さんのレシピと言っていたが、後は本をみてレシピを調べたと言っていた。
別の誕生日会の時。「これは子どもの誕生日会には必ずあるカップケーキ」と言って持って来てくれた。ちょっと甘かったけれど、こういうのが誕生日会にはいいんだな。
他にもチーズケーキ、コーンフレークにチョコレートとコンデンスミルクをかけて冷蔵庫で冷やし固めたお菓子など、わたしは既に何種類も彼女のケーキを食べている。そのどれもがほんわりした味。もちろん『甘っ』と思うものもあるけれど、それがいい感じの甘さ。わたしの中で、すっかり『イギリスのTea Timeはいいなあ』と思うようになった。
ケーキには勿論イギリスのダージリンを合わせ、美味しいなあと勧められるがまま食べ、紅茶も飲んでいたら、夜カフェインで眠れなくなってしまった。
そういえば紅茶は久しく飲んでいなかった。
イギリスに行かずして、正真正銘イギリス人のお宅でAfternoon Teaが楽しめるなんて、ホント、色んな国の友人と付き合うと楽しい。
by moyo_european
| 2011-08-30 21:04
| 普段の生活