大きな河の街に引っ越して 来たわたしの日常。
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郵便の行方
遡る事6月中旬、夕方帰宅したらポストに一通の不在通知が入っていた。内容は「共有ボックスにお届けものをいれておきました」という内容。しかし、共有ボックスは空だった。
週明け、近くの郵便局に出向き、「この不在票が入っていたが、ボックスにはなにもなかった。不在通知に記載されているバーコードで追跡可能か?」確認をした。結果、バーコードには何の情報も入っていなく、何も分からない。お客様相談番号に問い合わせをするように。と番号を伝えられた。
翌日お客様相談番号の所在地、町で一番大きな郵便局に直接出向き、そのinformationでまた同じ質問をした。担当者は「この番号に電話するように。」と、同じビル内にあるはずの、担当者の番号を伝えるだけで、直接は行くことはできない。と、わたしの行動を阻んだ。
仕方がないので、指定された番号に電話、何度かたらい回しに合った後、対応してくれたのは、快活な印象の女性だった。快活だが、数字や曜日のことになると、突然、英語が通じなくなった。そしてなんの前触れもなくイタリア語でいきなり話しだした。きけば、父親がイタリア系だとのこと。こちらもイタリア語で話し始めると、頑張って彼女はイタリア語で話そうとし、お互いの距離が意味もなく縮まったように思えた。
「e-mailでその不在票を添付して」と彼女がいうので、帰宅後すぐに、添付して送ったらほどなくして返信があった。結果は、同じ、「この不在票では何も分からないし、これ以上わたしは何も手助けができない。」と。それでも、すぐ対応してくれた、彼女に悪い気は起きなかった。
後日、成す術無く、普段郵便配達が来る時間にわざわざ待ち伏せをし、担当員にことの次第をきいてみた。もはや、わたしは『不在票は間違って投函されていたのではないだろうか?』という疑問に変わっていた。だが、この不在票を入れた担当員は、わたしがいつも信頼をしている配達員で、彼に間違いがないことはいつもの行動から分かった。そして、彼とわたしが導きだしたのは、『この共有ボックスに入っていた品物をだれかが盗んだ』ということ。事実、別のエリアで、彼は全てのポストの蓋が開けられているのを見た事があると言っていた。「昔はこんなことなかったのに、今は色んな人がいるから。信じられないことをするよね。でもこんなことになって、ごめんね」「もし送り主が分かって、番号があれば、補償金を支払うことができる」と口にした。共有ボックスはアパートの外にあり、鍵がかかっていない。よって、道行くひとなら誰でも盗ることも起こりうる。
アパートの住人には一応こんなことがあったという事実を全員に伝え、「この日に不在票の受領はなく、共有ボックスに荷物を受け取った人がいないか?」たずねた。世帯数も少なくみんな顔見知りのアパート、結果は予想どおり、誰も受け取っていなかった。
普段私に荷物を送ってくれる家族や友人に「何か送ってくれたか?」確認もした。が、誰も何も送っていないということで、なんだろう?という疑問が増していた。でもそれも次第に忘れていった。
7月末、春に日本で数年ぶりにあった友人からいきなり、「手紙受け取った?」との連絡があった。「手紙?」とよくよくきけば、食品も一緒に普通郵便で6月初旬に送ってくれたとの事。「これだ!!」やっと誰が何を送ってくれていたのか分かった。そして、だれかに盗られたということも分かった。住所と名前がだれかの手元に渡ったという気持ち悪さ、そして手紙の内容(まあ、日本語なので、これに関しては読解不能だから問題はないと思うが)、、、なにより、初めてスイスに送ってくれた彼女の気持ちが台無しになってしまったことに、申し訳なさでいっぱいになった。
郵便配達に関しては、日本でも配達最中にものを盗まれた経験があるので、日本が素晴らしいとは思えないが、配達後の治安に関しては、日本はまだまだ安全なのでは?そして日本と同等もしくはそれ以上に安全と思われているスイスといえども、最近はこれが現実。残念な現実。
週明け、近くの郵便局に出向き、「この不在票が入っていたが、ボックスにはなにもなかった。不在通知に記載されているバーコードで追跡可能か?」確認をした。結果、バーコードには何の情報も入っていなく、何も分からない。お客様相談番号に問い合わせをするように。と番号を伝えられた。
翌日お客様相談番号の所在地、町で一番大きな郵便局に直接出向き、そのinformationでまた同じ質問をした。担当者は「この番号に電話するように。」と、同じビル内にあるはずの、担当者の番号を伝えるだけで、直接は行くことはできない。と、わたしの行動を阻んだ。
仕方がないので、指定された番号に電話、何度かたらい回しに合った後、対応してくれたのは、快活な印象の女性だった。快活だが、数字や曜日のことになると、突然、英語が通じなくなった。そしてなんの前触れもなくイタリア語でいきなり話しだした。きけば、父親がイタリア系だとのこと。こちらもイタリア語で話し始めると、頑張って彼女はイタリア語で話そうとし、お互いの距離が意味もなく縮まったように思えた。
「e-mailでその不在票を添付して」と彼女がいうので、帰宅後すぐに、添付して送ったらほどなくして返信があった。結果は、同じ、「この不在票では何も分からないし、これ以上わたしは何も手助けができない。」と。それでも、すぐ対応してくれた、彼女に悪い気は起きなかった。
後日、成す術無く、普段郵便配達が来る時間にわざわざ待ち伏せをし、担当員にことの次第をきいてみた。もはや、わたしは『不在票は間違って投函されていたのではないだろうか?』という疑問に変わっていた。だが、この不在票を入れた担当員は、わたしがいつも信頼をしている配達員で、彼に間違いがないことはいつもの行動から分かった。そして、彼とわたしが導きだしたのは、『この共有ボックスに入っていた品物をだれかが盗んだ』ということ。事実、別のエリアで、彼は全てのポストの蓋が開けられているのを見た事があると言っていた。「昔はこんなことなかったのに、今は色んな人がいるから。信じられないことをするよね。でもこんなことになって、ごめんね」「もし送り主が分かって、番号があれば、補償金を支払うことができる」と口にした。共有ボックスはアパートの外にあり、鍵がかかっていない。よって、道行くひとなら誰でも盗ることも起こりうる。
アパートの住人には一応こんなことがあったという事実を全員に伝え、「この日に不在票の受領はなく、共有ボックスに荷物を受け取った人がいないか?」たずねた。世帯数も少なくみんな顔見知りのアパート、結果は予想どおり、誰も受け取っていなかった。
普段私に荷物を送ってくれる家族や友人に「何か送ってくれたか?」確認もした。が、誰も何も送っていないということで、なんだろう?という疑問が増していた。でもそれも次第に忘れていった。
7月末、春に日本で数年ぶりにあった友人からいきなり、「手紙受け取った?」との連絡があった。「手紙?」とよくよくきけば、食品も一緒に普通郵便で6月初旬に送ってくれたとの事。「これだ!!」やっと誰が何を送ってくれていたのか分かった。そして、だれかに盗られたということも分かった。住所と名前がだれかの手元に渡ったという気持ち悪さ、そして手紙の内容(まあ、日本語なので、これに関しては読解不能だから問題はないと思うが)、、、なにより、初めてスイスに送ってくれた彼女の気持ちが台無しになってしまったことに、申し訳なさでいっぱいになった。
郵便配達に関しては、日本でも配達最中にものを盗まれた経験があるので、日本が素晴らしいとは思えないが、配達後の治安に関しては、日本はまだまだ安全なのでは?そして日本と同等もしくはそれ以上に安全と思われているスイスといえども、最近はこれが現実。残念な現実。
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| 2014-09-04 23:00
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